私は演劇をやっています。でも舞台には立ちません。えいむです。
劇団営業二課という横須賀で活動している非営利の社会人劇団でスタッフをしています。
ここ数年はプロジェクト夢樹との合同公演を行っています。
通常は夏、冬の年2回の公演を目標としていますが
昨年はコロナ対策のため、夏公演は中止、冬公演は12月に20分と30分の短い演目の2本だてで、出演者、スタッフともに少人数で行いました。
ソーシャルディスタンスのために定員を半分以下にしての公演ではありましたが、
年が明けてからまた緊急事態宣言が出て、公演を中止している劇団が多いので
やれただけ、うちはタイミングが良かったのかもしれません。
音楽と演劇は生の方が計り知れないパワーが出るので、配信やテレビドラマという選択肢もありますが、やはり生の舞台を目の前で体験したい、して欲しいと思います。
私は歌を歌います。
特別人に聞かせたい、人前で歌いたいとは思わないので、自宅で音楽をかけながら一人で歌っています。
聞かせたくて歌うのではなく、歌いたくて歌っているのです。
歌うことで自分の中の流れが整うように思います。
私自身に水のエネルギーが強く、流れや知識、音楽を司る神様とご縁が深いせいもあるかもしれません。
アデプトプログラムでお話ししていることとも通じますが、
音、響き、言葉というものが混ざることでやはり計り知れないパワーが生まれるのです。
私がよく行くライブハウスは横浜赤レンガ倉庫のMotion Blueですが、多い時は年に10回くらい行くのに、昨年は一度も行きませんでした。
3つほど行きたい公演はありましたが、全てコロナで中止になりました。
前にこのブログでも書きましたが、ステージを斜めから見る席がお気に入りです。
ステージと客席の境目が見えるこの席は、ステージに立つ人の足元まで見えると同時にステージ上と客席の空気が混ざる様子が見えるのです。
ステージ上のグルーヴが客席に流れ込んで、客席で目を輝かせている方々の呼吸と相まって渦を巻く様子が見えるのです。
客席が冷めている時はその様子がなく、まるで透明な壁があるように違う空気が流れていることが見えたりもします。
そういう時はなるべく客席を見ないようにして音楽に集中しますが、ステージ上のエネルギーが爆発するまで強くなることがないのでそこは残念に思います。
特に私が好きなジャズやブルースは音源と生演奏で全然パワーが違ってきますから。
東京中低域というバリトンサックス集団がライブ中に演奏しながら客席を練り歩くのは非常に色々かき混ぜられて刺激的ですw
どうしてこんなに生のステージを目の前で見て欲しいかという理由は、リチュアルマスタープログラムを受けるとわかると思います。
歌は自分の中に取り込んだメロディと言葉を自分の中で混ぜて成形した物を出す作業です。
演劇においての役者は自ら出しながら、相手の出したものを取り込んでさらに返さねばなりません。
さらに客席からのエネルギーもプラスされ、音楽のようにもともとの波に乗れるような簡単なやりとりではなく
自らを経由するエネルギーの出し入れがひっきりなしに行われます。
私はASDの影響もありマルチタスクが苦手なので、こういう人といくつもやりとりをする作業が苦手です。
歌であればアウトプットが基本なので音の波に乗って仕舞えば歌うことができるのです。
私が役者をやりたいと思わないのはそういうことかなぁと思います。
子供の頃はよく発表会とかでステージに立ちましたし、ステージで演奏するのが気持ちいいことはよく知っているんですけどね。
演劇やコンサートのチケット、そしてヒーリングのセッション料金を高いと思われる方が多いと思います。
しかしこれは発生するエネルギーと受け取るエネルギーの等価交換なので、これだけ全身全霊ある意味命をかけてエネルギーを放出する作業にはやはりそれなりの対価が必要なのですよ。
同じだけのエネルギーを返してもらえる相手ならまだしも、お金という形でしか返せないもしくは返し辛い状況の場合は
物理的に必要な経費にプラスしてエネルギーの放出に必要な対価が必要になるのです。
芸術作品の値段が高いのもそういうことですよね。
まぁ絵画彫刻などは本人に入ってくるのは微々たるものではありますが。
エネルギーの強いものを持つ、強い人と一緒にいる。ということも、またエネルギーを必要としますからね。
そして私は今日もまた歌っています。
今日の話に通じることもお話しますアデプトプログラムはリクエストにより日程を調整いたしますので、お問い合わせください。
連続する2日間で10時間(休憩含まず)。基本的に13〜18時半を二日間。
金土日に限り近くのカフェでのランチ休憩を含む11時〜17時半も可能。
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