今シーズンは海外ドラマであまり面白いものがない、と前に書きましたが
珍しく日本のドラマを一つ見ています。
大江戸もののけ物語。NHKBSプレミアムで放送しています。
おばけ幽霊系のホラーは嫌いなのですが、スプラッタとモンスター系は好物なのです。
妖怪の監修が荒俣さんで、特殊メイクがスクリーミング・マッド・ジョージさんのお弟子さんで米米の衣装をやってらした岡野さんです。
その辺りも好みですね。
妖怪というものは日本にしかいないとか。アジアに似たような魔物系のものはいますけれどね。
妖怪は魔物のように全て悪ではないというのが、珍しいんだそうです。
ゴーストやモンスターは基本的に共存できないものですものね。
そしてもののけ、という呼び方もあるように
ものに魂というか心というか、命があるように考えるのも特有らしいです。
元々は付喪神と言って、ものにはそれぞれ神様がついている、という考え方だったとか。
妖怪は基本的に人間の目には見えない存在です。
西洋のゴーストと違うところは、見えないだけでしっかりと実態がある。という考え方。
だから、ぼやけていないでちゃんと生き物のように特徴があるんですね。
私の祖母は信心深い人で、毎月お寺さんに通っていました。
幼く亡くなった従兄弟の月命日には、子供には子供が遊びに行った方が喜ぶという理由で一緒にお墓参りに連れていかれました。
隣駅の近くにあるお墓まで歩いて行く途中に色々聞いた話も、今思えばそういう観念的な内容だったなぁと思います。あんまり覚えてないけど。
しっかり覚えていることの一つに。
道の端っこには、幽霊や妖怪が立っていてこちらを見ているから。
踏まないように蹴らないように、邪魔しないように。
道の端っこは歩いちゃいけないよ。
というもの。
単純に昔はどぶ板を踏み抜いて側溝に落ちることがあったり、道の端には汚物が落ちていて汚かったりしたから歩かない方がいいよ。という教訓だったのでしょうけど。
いつも妖怪がこっちを見ている。というところがとても印象に残っています。
監視されているというとちょっとと思いますが、いつも見られているからちゃんとしなさい。正直にいなさい。という教訓もあったのかな。
子供なら見えるでしょ?その辺にいる?ということを聞かれたような気もします。見えませんけど。
子供には妖怪や幽霊が見える、というのも
スピリチュアル的に子供はまだ人間になりきれておらずにヴェールの向こうが見えたり行き来できたりするから。なんだそうな。
だから大人になってもそういうエネルギー的なものを扱おうとするには、ヴェールの向こうのことをよく知り対応できる方法を知らねばなりません。
でも間違った向こうと接してしまうと、悪しき方向へ向かってしまうので
正しい方法を知らねばなりません。
それには形而上学はとても良いので、ご興味ある方は形而上学入門にアデプトプログラムをお勧めしています。
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最後に、ばあちゃんの言葉でもう一つ印象深いもの。
列に割り込む人は、死ぬ順番も割り込んで本当の順番よりも早く死ぬことになるから
割り込みはしちゃいけないよ。
割り込みした分だけ早死にするよ。
という話。
生物学的に寿命は心臓の拍動数に比例する。という説がありますが。
割り込みする人はせっかちな人が多くて、せっかちな人は頭に血がのぼることが多くて、
頭に血がのぼる人は血圧が高かったり心拍が早かったりするから早死にしやすいらしい。
じゃああながち嘘じゃないかもなぁ、なんて。
大人になって理科科学大好きになってから再び納得しましたよ。
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