こんばんは。3月11日ですね。あれから9年だそうで。
長かったような、短かったような、変わったような、変わっていないような。
人生後半に差し掛かる歳になると、時間の流れというものが伸び縮みしてよくわからなくなってきます。
相対性理論について本気で考え始めたのが歳をとってからだったのも、そういう理由でしょうか。
9年前のあの日、私は2時の電車に乗るつもりで支度をしつつ色々遅れているうちに
本放送で前半を見逃した海外ドラマの再放送が始まったので、それを見てから出かけようとテレビの前に座っていました。
すでに支度は終わっていて、ドラマが終わった2時47分頃に鞄を手に立ち上がったところで停電。
誰も何も触っていないのにブレーカー落ちたの?なんで?と思っていたら地震。
いつもなら一度見たドラマは見逃した最初のところだけ見て、すでに見たところに差し掛かったら見るのをやめるのですが、この時はなぜか最後まで見ていました。
最初のシーズンからずっと大好きで見続けているCSIでした。
あれを見ていなければすでに横浜か東京へ到着していて、家に帰れなくなっていたはずです。
微妙にいつもと違うことが重なって、出かけることなく家にいて難を逃れました。
もともと直感は鋭い私ですが、この頃は全くスピリチュアルもサイキックも自分の生活にはありませんでした。
直感が鋭い。なぜか運がいい。それは自分がただ強運の持ち主だ、ということでは済まないだろうとは思いつつも、霊感とかないしな。と思っていた私。
でもあの時にも、今私の周りで私を助けてくれている存在たちはちゃんと見守ってくれていたんだな、と思います。
あれから9年。まだ時は流れていきます。常に皆が平和で幸せに暮らせるよう願います。
未だに海外ドラマが好きです。犯罪系、スピリチュアル系、科学系、医療系など。
ドロドロ人間ドラマとか恋愛もの、ホラーは全く興味ないのですが。
最近見ているものに、instinctというドラマがあります。
異常犯罪捜査をする刑事と大学教授のお話。BONESともルシファーともまた違う。面白いです。
instinctとは、日本語で本能とか直感とかいう意味です。
あまり使われないこの単語を初めて知ったのは多分ソフトバレエというバンドの歌のタイトルだったと思います。
タイトルと歌詞の内容がかみ合ってないな、と思った記憶がありますが、まだライブには行っていた頃でしたね。森賢がもういないと思うと悲しいです。
直感って、どこから来ているんだろう?という疑問はずっと持っていました。
私は診断を受けたわけではありませんが、少しASDという発達障害の一種である可能性が高いそうです。
海外ドラマ、クリミナルマインドのDr.スペンサー・リードのようだと思っていただければわかりやすいかと。
人と話していて相手の気持ちも考えず素直に率直にあくまでも事実に基づいて意見してしまったり、逆に色々な知識を組み込んでものすごい遠回りをして聞いてすぐには理解できないような答えを導き出して話したりすることがあります。
結局、相手にポカンとされるというオチ。
子供の頃に母に、本音で人と話してはいけない、と言われた記憶がかすかにあります。
そして母が決して私を一人にせず、どこへ行くにも誰と話すにもそばにいたのは、それをフォローするためだったのかな、と思います。
ASDの症状に記憶力が良すぎるというものもあります。
昔どこかで聞いた気がする、というようなこともしっかり覚えていて。
それの反論意見とか、不可能実証なども同時に覚えているので、とりあえず全てについて疑う、という癖があります。
私が1%の可能性も捨てないのは、そのせいでしょうね。
そんな膨大な知識の中から考察して答えを出したがる私ですが、一生懸命考えて答えをこねくり出すことはあまりなく、直感で勝手に言葉が出てくることが多いです。
直感でそう確信してもやっぱり一度検証してみて可能性が高くないと自分の意見としたくない、と思っていちいち考えていた頃もありましたが
結局直感でふと思ったことが間違っていないことが多く、いちいち検証するのもめんどくさいのでとりあえず直感を信じるようになりました。←そんな理由ですみません。
その時には自分で何も言わなくても、誰かの態度や言葉の端々に今まで失礼だなと思った人の記憶と重なるところがあれば、その人のことも失礼な人だと思います。
でもそこでこの人は違うかな、と思うこともなくはないけれども、私の直感は当たるので。
直感が当たりすぎる、記憶が良すぎると、心で感じることを信用しなくなるのが玉に瑕。というのがASDの症状で、当てはまりすぎていて嫌になりますね。
人間として喜びを生きる、という使命を遂げるための障害にもなっています。
そしてこれを書きながら見ていたルシファーのシーズン3、第21話はそんな私へのメッセージが詰め込まれていて。
書いている言葉がちょっと続きませんでした。
迷ったら直感。それは理論上導かれる結論が結局そこに行くという解釈ではなく
自分を見守ってくれている人からのアドバイスだと受け止めることにして、
頭で理解できないがために実行できないでいる喜びの人生を歩んでいけるよう頑張りたいと思います。
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